表の植栽が切られる(T_T)!

この部屋は一階だけど、建物の周りにはいろいろな木が植えられていて、四季豊かに花を咲かせてくれてた。

つばき、つつじ、木蓮金木犀夾竹桃、さざんか‥

おもてからの視線が気になるところには、もみの木が植えられ、緑の生垣になっていた。

 

去年家を出るまで、そして出てからもいろいろな悩みがあった。

もう煮詰まった!と思った時ふと外を見るといつの間にか綺麗な花が咲いていた、ということが何回もあって、どんなになぐさめられたことか。

気候の良い日には低ーい折りたたみ椅子をベランダに出して、表の木々を眺めながらお茶、ということも何回かやって、とても嬉しい気持ちになっていた。

 

その木々は、オーナーが変わってからは手入れをされず、だんだん元気がなくなっていった。それと共に、刈り込まれないので、綺麗な形だった木々は頭からツンツン枝を出し、伸び放題になっていた。

 

それがついに、

「9月に剪定します」

とチラシが入っていたから喜んでいたのだ。

でも、お掃除に来てくれている人に聞いたらなんと

「生垣まですべて伐採します。いろいろ近所からクレームもくるし」

だって。無惨。

 

美しい植栽で、オーナーがこのマンションを大事に思っていたことがよくわかる。

賃貸でここまできれいに木が植えてあるのは珍しいので、私は本当に嬉しかった。

その木が今日、全部切られる。

新しいオーナーはここと何のゆかりもない地方の有限会社。

コスパしか考えないのは当然だろうけど、

とてもとてもつらい。

助けられなくてごめん、木たち!

そして今まで本当にありがとう。

もっともっとベランダでお茶をして、もっと眺めておけばよかった(T_T)。

 

入居して1年で、このマンションのよかったところがどんどん失われていく‥。

人情味あるオーナー、誠実な管理会社、そして今回は植栽。

ま、オーナーは入った時もう亡くなってたんだけど、不動産屋が隠してたんだよね

ヽ( )`ε´( )ノ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Gはいったいどこから入るんだ!テレポテーションか⁉︎

お風呂から上がった夜中12時過ぎ、のんびりした気分で、パソコンを開こうと机の手前に引き寄せた。

その時!!

何か横からでてきた。茶色い物体が!もしや!ぎゃー!!

まさかのG!

なぜ、机の上に⁉︎

なぜ急に、こんな大きいのが⁉︎

ぎゃー!!

 

慌てて殺虫剤をとりにいき、幸いまだそのへんにいたのでかけまくった。

 

思えば去年の9月‥。

「このマンションはゴキブリでないんですよ」

なんて調子のいいこと言ってた不動産屋さんだったが、急に部屋にでて(あの時も夜中だった)、パニクった私‥。

 

今年こそ防ぐぞ!と4月のうちからゴキブリキャップをベランダと部屋の中にたくさんばらまき、エアコンの排水溝にもキャップをかぶせ、今年は大丈夫!と安心していたのに‥。

 

だいたい、どこから入ったんだ?

机の上なんて、ゴキブリが一番いなそうなところに!

玄関から入ったにしては遠すぎるし、窓はぴっちりしまってるし。

そりゃたまの休日の昼間には、網戸にして風を通すこともあるけど。

その時入ってきたのか?夜行性じゃないの?

それに、まだ6月なのに、もう出るなんて!

 

調べると、ゴキブリは段ボールを好むという。

荷物と一緒についていたり、卵を産みつけられていたり(!)することがあるとか。

 

むむむ。

この部屋、いまだ段ボールだらけだからなー。

もしや、この段ボールのどこかにまだ‥w( ̄Д ̄;)w

考えたくない〜。

超凹んだー_| ̄|○

G恐るべし!!

 

赤いダニ⁉︎ ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

休日の朝、ベランダに洗濯物を干してふと、手すりのところをみてびっくり!

なんか、小さい真っ赤な虫がたくさんうろうろしているっ!

ぎゃー!!

これ、ダニじゃない?初めてみた!しかも真っ赤っって!w( ̄Д ̄;)w

 

不器用な私はよく洗濯物を取り落としたりする。

その時、このダニがついてきたら⁉︎

風でベランダに洗濯物が触った時にくっついてきたら⁉︎

だいたいこの虫、余裕で網戸の網の間を通り抜けられる大きさ。

部屋の中で繁殖しちゃったら⁉︎

ぎゃー。

妄想は止まらない。

 

調べてみると、これ、コンクリートに出ることの多いダニなんだって。

人を刺したりすることはなく、暑くなるといなくなるとか。

潰すと真っ赤な汁がでるので注意、と書いてあった。

むむむ。

とりあえず害はそんなになさそうなので、みなかったことに( ̄◇ ̄;)。

 

管理会社、いまだに連絡なし‥。

いろいろあって、管理体制に不安を覚えた私は、

「緊急時の対応について教えてください」

と管理会社(アレさん)にメールした。

いざという時、どこも対応してくれないのでは困る。

そのメールをしたのが3月初め、今だ(5月初め)連絡はない。

 

担当は仕事ができない。

それ以上問題なのは、いつも上っ面の言い訳だけで、誠意がまったくないことだ。

自分側の要求ばかり押し付けてきて、こちらのトラブルには無視を決め込む態度。

 

マンションが売られたー!Σ(・ω・ノ)ノ!

また新しい管理会社(アレさん)チラシが入っていた。なんかやな予感がする。

5月からこのマンションが新しいオーナーになったって!

つまり売られたってこと!

それに連れて、建物の外側の管理をしていたオーナーさん側の管理会社も手を引くって!

外も中も全部ダメダメ、いや新しい管理会社(アレさん)が管理することになりましたって!

 

ダメな管理会社になったけど、いざとなれば元の管理会社か大家さんに相談すれば大丈夫だと思っていたのに!

入居する時、末長くお願いします、って言ってたのに。

最後の砦がー!

 

新しい所有主は、遠い地方都市のよくわからない有限会社だった。

 

私が入居時、このマンションをつくったオーナーは亡くなったばかりだった。

そこのところだけでも、不動産会社が嘘をつかないで教えてくれていたらなあ、と思う。

後継の人が相続し、さらに関係ない会社に売られたこのマンションの運命やいかに!

そして私の運命は!

もう引越し代金ないよー(T_T)。

 

 

 

 

 

 

大家さんの豪邸が解体されるって!(T_T)

1週間ほど前、もと大家さんの住んでいた隣の豪邸が解体されるというチラシが入っていた。

となりに新しい大家さんが住んでいるわけではなかったんだ。

最初私は新しい大家さんも隣に住んでいるんだと思っていたんだけど、やっぱり違った。

新しい大家さんは遠くの場所に住んでいるそうだ。

 

ということは、隣の豪邸には元大家さんが一人で住んでいたんだろうか?

二階のバルコニーから、毎朝広い庭をながめていたんだろうか?

 

大家さんの家の周りには高い塀が巡らされているので、外からはよく見えないけれど、実はマンションの上の階、大家さん側の部屋からは庭がよく見えるのだ。

(そちら側の部屋も内見の時見せてもらった。)

見事に手入れされた庭園で、あの景色がみえるならこちら側の部屋もいいな、と思った。

今あちら側の部屋に住んでいる人はもっと悲しいだろう。

 

毎朝、塀の隙間から大家さんの庭を見ながら出勤していた(⌒▽⌒)。

塀に沿っていろいろな種類の木が植えられ、今の季節はバラも咲き誇っている。

あんな立派な家が壊されるなんて、もったいない!悲しいー。

近所で生まれ育った友人も解体の話を聞いてびっくりしていた。

昔からずっとあった建物で、まさか個人の建物だと思わなかったそうだ。

 

 

警察が来た!

仕事も遅くなって夜10時頃帰宅。お腹ぺこぺこー!(>▽<)

と帰るなり鍋に火をかけて‥と、ピンポーン、とチャイムが。

「警察のものです。ちょっとお話いいですか?」

って何⁉︎こんな夜遅くに。

 

「お隣のご夫婦が連絡が取れなくなって、ご両親が心配してみえられています。睡眠薬を飲んでいるかもしれないって。」

と言う警察官の話。w( ̄Д ̄;)w

「大家さんには電話してもでないし、お留守のようだし(隣に家がある)。

管理会社も休みらしく電話に出ないのでどうにもならなくて。

それで、お隣のベランダから入れないかなと思って」

そういうことなら、心配ですね、どうぞ入ってください、と言うとご両親も後ろから現れて入ってきた。

警察官はうちのベランダから隣をのぞき、

「うーん、パーテーションが弱いから乗り越える時壊れるかもしれない。よろしいですか?」

と確認した。

 

いやちょっと待て。

人が死んでるかもしれない時に言ってる場合じゃないかもしれないけど、

これで私がいいです、って言って壊れたら私が弁償しなきゃならないのか?

たぶんそうだよね。私が許可したんだから。

 

もうこの状況に心臓はバクバクだったが、とりあえずそこはちゃんと言わなければ、と思って

「いや、私のものじゃないので、私が許可することはできないです。」

とかろうじて反論。

 

「でも、大家さんにも管理会社にも連絡取れないし、様子見なきゃならないし」

警察の人も、勝手に入って弁償問題になったら困る、と思っているらしく、執拗に私の許可を求めようとする( ̄◇ ̄;)。

押し問答の末、ついに警察官はそーっと間の仕切りを乗り越えた。

ベランダにでてそれを見守るご両親。

沸き立つお湯。(消さなきゃ!)

 

しばらく両手を額にかざして、窓から中を覗いていた警察官は戻ってくると

「‥中は暗くてみえませんでした」

と。

 

私は大家さんのメールを知っていたことを思い出して、こちらからも連絡してみます、と警察官に伝えた。

ご両親は部屋の中で呆然。

 

しばらくして大家さんからは、

「管理会社にすべて任せてあります。今担当(アレさんね)に連絡中なので、もう少しお待ちください」

と、返信が来た。

 

しかし私はもう腹べこすぎて気持ち悪いのだ。

ショックなことがあっても腹は減るのだ!

ご両親と警察官には外で待っていてもらえますか、連絡きたらすぐ伝えますので、と言ってでていってもらった。

 

そしてその間にラーメンをすすり(⌒▽⌒)、食べ終わる頃になってもまだ連絡が来ない。

20分くらいはたっていただろうか。

さすがに待ちくたびれているだろうな、と思って外に出て事情を説明すると、警察官は

「大丈夫です。なんとか中に入れました。誰もいませんでした。きょうはひとまずこれで。」

と。

どうやって入ったの?と不思議に思ったけれど、なんかこれ以上巻き込まれるのもいやだななと思ってそこはスルー(⌒▽⌒)。

大家さんにまたその旨メールするとすぐ返信が来て、どうやって入ったかってことだけを気にしてた( ̄◇ ̄;)。

後継の大家さんもすごくいい人だと思ってたけど‥。

でも私にはすごく謝っていて、後日管理会社のものから必ず説明に参ります、ってことだった。

 

しかし、その後、大家さんはもちろん、管理会社の担当からも連絡が来ることはなかった‥。

どうなったんだろう。

 

でも緊急時にすぐ対応してくれるところがないというのは不安だ。

まあ、問題はやっぱりあの無責任体質のアレさんだと思う。

管理会社がアレさんのとこはやめた方がいいと思うよ!

他の管理会社が入っている友達のところとは対応が全く違う。

 

大家さんと管理会社がしっかりしていて、セキュリティだけはどこよりも安心です、

っていってたミニミニさん!うらみます〜!ヽ( )`ε´( )ノ

 

 

追記:

そんなことがあってから隣の部屋は全く人けがないままだった。

しかし1ヶ月後、なんと部屋に入っていく夫婦を見た。こんにちわ、と声をかけたけど無視された。生きててよかったね、と思ったけど。

そしてまた1ヶ月後、そのへやは完全に空き家になった。